コスタコンコルディアが座礁事故をおこした。
亡くなった方もいらっしゃるということで、
大事故になってしまった。
実は、あたしたちが初めて船旅をしたのは、
2005年の春に乗った、コスタクルーズだった。

乗船したのは、オランダのアムステルダムを出港して
バルト海をめぐる11日間のクルーズで
5万トンちょっとの大きさ、乗客1700人の、
コスタヨーロッパという船だった。

そのときは乗客1700人の中で、日本人はあたしたち2人だけ
(乗船したあと使用言語でグループ分けされるので、国がわかる)
しかも、どう見てもあたしたちより年配の方ばかりという中で
完全に浮きまくっていた。
だけど、まわりの人はとってもやさしくて、どこで会っても
「やあ、有名なニッポンジン、何をしてるんだい?」って
話しかけてくれて、さみしさは感じなかった。

正装をしなければならないディナーも何回かあって、
ドレスを持っていなかったあたしは、
友人の「THE T」にドレスを借りて行った。

そうやって、ひとときだけヨーロッパの社交場の雰囲気を
楽しんで終わったのだけど、いつも事故には、気をつけていた。
だって、タイタニックっていう映画を観たから。
タイタニックでは、沈没しそうなとき、下の階級の人は廊下に
ロープを張って止められ、上階の人が避難するまで
逃げられなかった。
それに、ガイコクでは
何かあったとき、スタッフに誘導してもらえないかもしれないと
常に疑っていた。
事実、その後2007年に、ガルーダインドネシア航空が
ジャカルタで墜落事故をおこしたとき、
フライトアテンダント(昔はスチュワーデスと呼ばれた)が
乗客を置いて、真っ先に脱出して、非難された
ということがあった。
今日の新聞に
コスタコンコルディアでは
「船員の誘導がなかった」
「船長が乗客より先に逃げた」(やっぱり!・笑)
という記事が載っていたけど、そういうことって充分ありえる。
ガイコクに出たら
「自分の身は自分で守る」という意識が大切だ。
クルーズ好きのあたしとしては、やっぱり気をつけよう
と、気を引き締められる事故だった。
*最初この事故は「豪華クルーズ事故」と報道されていたけど
ここ数日は「客船事故」と表記されるようになってきた。
コスタクルーズはクルーズの中では「カジュアル」に分類される船で
豪華客船ではない。
麦田家には、充分ゴ〜ジャスだったけど。(笑)